【Nikkei Asia】石炭から木質燃料へ転換するも排出量は依然として脅威(アジア)
2022.2.13石炭使用に対する非難が高まる中、韓国や日本は、森林を伐採し木質ペレットに加工することを受け入れているが、環境保護活動家らは、石炭がバイオマス燃料に置き換わっても有害の程度は同じだと警告している。
日本でも英国でも政府は、燃料を石炭からバイオマスに転換する事業者を助成しているが、英・チャタムハウスは、これらの政府は転換による温室効果ガス排出が過小評価されていると述べている。
ベトナムは2020年に320万トンの木質ペレットを生産したが、このほとんどは日本(ペレット輸入世界第5位)、韓国(同第6位)に輸出された。
ベトナムのNGO、Pan Natureのディレクターは、日本と韓国のペレットエネルギー部門が、原産国の森林減少を引き起こさないようにするには、森林再生を確実に行うメカニズムが必要であると言っている。
原文はこちら(英語)https://s.nikkei.com/3MalWF5