+
オルタナ「「マザーツリー」森林学者、輸入木質バイオ発電の中止訴え」
カナダの森林研究者2名が、現地で進む原生林伐採の実態を伝えるために来日した。伐採木材はバイオマス発電のペレットになり、最大の輸出先が日本だ。来日した1人・スザンヌ・シマード教授は、森林には「マザーツリー」と呼ばれる古木を中心に、生態系を維持するネットワークが存在することを解明した。教授は「伐採はネットワークを破壊し、森が蓄えた炭素を放出する。気候変動対策のために輸入木質バイオ発電は中止すべき」と訴える。
「マザーツリー」森林学者、輸入木質バイオ発電の中止訴え